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マインクラフトで、フロリダのディズニー・ワールドを堪能できるMODがあるらしいですね。
動画で拝見しましたが、東京ディズニーランドのベースにもなった場所というだけあって、同じアトラクションがほぼそのまま体験できるし、ディズニーキャラクターからサインまで貰えてしまう!
いやぁ……あと2ヶ月で前回来園から2年も経過してしまう、わたくしにとっては発狂モノですよ。
あぁぁぁぁ、早く行きたいぃぃぃぃぃ!!!!!(≧Д≦)
それはさておき。
今回は久し振りになりました、『Return of the Obra Dinn』ネタバレ考察!
前回引っ張ってそのままになってましたのでね、その続きを語っていきますよ。
続きに納めますので、見る時は細心の注意を払ってくださいまし。
一度クリアしてからの閲覧を、強くお勧めします。
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うし、解禁!(`・ω・´)=3 フンスッ
目次はこちらー。
- ガッツリハマってしまったぁよ(ネタバレなしレポ)
- ネタバレレポの始まり
- オブラ・ディン号の足取り
- 全体の考察・残された謎
- 『メメント・モーテム』とヘンリー・エバンズ
- 『取引』とオブラ・ディン号の末路
- 『取引』を推理してみた
- 仮説を踏まえた『第8章 取引』(ここから先次回以降)
- 貝殻を取り巻いたモノたち
- 損害査定書
- 考察サイトで拝見した興味深い説
- 小ネタ集
※更新したら、リンクを追加します。
また、書きたい事を思いついたら、随時項目を追加します。
なお、章の下にある見出しはその章の記事にだけ載せ、別の記事では畳みます。
4-2.『取引』の内容とオブラ・ディン号の末路
目次で察した方もいらっしゃるかもしれませんが、この章はかなり長くなります。なので、2つに分割して語る事にしました。
今回は前半です。
4-2-1.『取引』を推理してみた
何を『取引』したのか?
第8章のタイトルは『取引』でした。ここにおいて取引をしたのは、片方が人魚、もう片方が人間である事は確定しています。
では、取引内容は果たして何だったのか?
プレーヤーの皆さんもご存知の通り、ストーリーの展開を左右する焦点でありながら、ゲーム中では明確に語られていません。
なので、オブラ・ディン号の考察においては一番語られるポイントであり、一番多様性が出てくる箇所でもあります。
いくつかの考察サイトで見掛けた取引内容は、
『オブラ・ディン号を無事母港へ帰す代わりに、人魚(もしくは貝殻)を逃がす』
という内容です。
だが、冷静に考えてみると、ちょっと腑に落ちない。
確かに人魚は1体無事に自由の身となり、貝殻も取り戻しましたが、言い換えればそれしか得たものが無いんですよ。
むしろ失った命の方が多いまである。
ましてや、オブラ・ディン号をファルマス港まで帰還させるという世話までしてます。
人魚側の旨味が無さすぎて、わたくしが人魚だったら取引を蹴ってそのまんま死ぬ道を選ぶわい(あくまで個人の意見です)。
仮説その1
で、前回わたくしはこう書きました。エバンズ氏は、『船に残った人間が全員死ぬ』と分かっていたのか……?
この仮定に至った経緯は、前回の記事をご覧いただくとしまして。
これが脳裏をよぎった時、わたくしは取引内容がこうだったのではないかと仮説を立てたのです。
『クラーケンは帰らせる。その代わりに、オブラ・ディン号にいる人間全員の命を捧げる』
これだったら、ところどころ疑問だった事に一定の説得力が出てくるのです。
エバンズ氏や乗客、司厨手が脱出したのは、そのまま船に残っていたら死んでしまうから(脱出直前に同士討ちはあったにしろ)。
エバンズ氏が残った船員についても手記を書く事ができたのは、どういう経緯であれ死んでしまうのは知っていたから(ただし、第9章と第10章の線引きができた理由は謎)。
全員死ぬ事をエバンズ氏に打ち明けたのは、もちろん取引を行った当事者である船長です。
それを踏まえると、エバンズ氏が序文で『いずれこの日が来る事を見越し』と書いていたのも、かなり意味ありげ。
手記の表紙に書かれた日付は1807年、少なくとも脱出してすぐに手記の作成には着手していない事になります。
つまり、『この日』――オブラ・ディン号が漂着するまでには、それなりに年数が掛かると理解していたのでは?
遅すぎるオブラ・ディン号の帰還
ゲーム冒頭やここでも何度も書いてきましたが、オブラ・ディン号は1803年の初め頃に消息不明となり、その4年後にファルマス港に漂着しました。これだけ聞けば『ふーん』で終わりそうですが、ちょっと待ってもらいたい。
……余りにも時間が掛かり過ぎじゃないか?
地図を見て分かる通り、オブラ・ディン号は途中でイングランドへ引き返す進路を取っており、その途中で全滅の憂き目に遭っています。
いくら当時レーダーが無いとはいえ、消息が途絶えた近辺を4年間も一切船すら通らなかった、そんな事が有り得るのか?
イギリス東インド会社も、オブラ・ディン号だけを頼りにしていた訳ではありませんからね、同じ航路ではないにしても他の船もそれなりに航行していた筈です。
なのに、目撃情報はゼロだった。
『情報求む』だなんてチラシを出したところからも、事前情報が一切無かった事が伺えます。
更に、4年間も大西洋を漂っていたとして、当然ながら海流はありますし天候も荒れる時がある。
さらに言うならば、クラーケンのせいで帆桁をへし折られてるんですよ。
まともに航海するのも大変な状態で、スコールを受けても浮いたまま留まっていられるような海上なんぞ、まず存在しない!
この疑問に対し、ネットで興味深い考察をお見掛けしました。
『オブラ・ディン号は浦島太郎状態だった』説。
浦島太郎と言えば、竜宮城で3年過ごしている間に、現実では数百年もの時が過ぎていましたね。
それと同じく、オブラ・ディン号は時間の流れが異なる次元に入り込み、抜け出した時には4年が過ぎていた、というものです。
その証拠として挙がっていたのが、ハエ。
あれ、死骸に群がるというのは知っている方も多いですよね。
ただ、死して4年も経過した骨からはさすがに死臭は薄らいでいる筈、なのに群がっているのはおかしくないか?
という訳で、オブラ・ディン号内の時間は、少なくとも肉が無くなるほどは過ぎているものの、4年も経ってはいないと推測が上がっていました。
確かに、そうなら神隠しに遭ったみたく、船が誰にも見つからなかった理由の説明が付く。
ちなみに、この考察では脱出した4名も浦島太郎状態の巻き添えを喰らったと分析されていましたが、わたくしはそうじゃないと考えます。
何故なら、巻き添えを喰らっていたと仮定した時に、先程挙げたエバンズ氏の『いずれこの日が来る事を見越し』の説明が付かない。
あのセリフは、一連の事件を体感した上で一定の年月が経った状況でないと書けないんじゃないかと。
あと、ジェーン・バード嬢が手紙でオブラ・ディン号について語った文面も、忌まわしい記憶に対してある程度距離を置けている雰囲気でした。
なので、モロッコで4年の歳月を過ごした上での言葉だと思います。
もし、浦島太郎状態の影響で体感が半年程度だったとしたら、保険調査官への手紙で絶対オブラ・ディン号の事書かないと思うんですよ。
思い出しちゃうから書くのも嫌だ!という感じで。
なので、ちゃんと4年は体感していて、帰国できなかったのはやっぱりモロッコの鎖国とナポレオン戦争の影響(第9章の考察参照)だと考える方が、個人的にはしっくりきます。
反乱のトリガー
話戻りまして。この神隠しが人魚の仕業で起こったのならば、これまた一定の説得力が付くのです。
第10章の考察で、
『船長以外の3人が、反乱を起こしたトリガーは何だったのか?』
この核心に触れませんでした。
その理由は、この仮説に関係してくるから。
わたくしは、この神隠しがトリガーだったのではないかと思っているのです。
恐らく、第10章の冒頭は第9章のラストから一定の時間が経っており、いつまで経ってもイングランドに辿り着けない状況だったのではないかと。
で、3人はそれが貝殻による災いだと推理し、何とかすべく船尾倉庫へ行ったら、鍵が掛かっていて中に入れない。
それを船長によるものだと考えた彼らは、船長が貝殻を持っていると踏み、生きてイングランドへ帰るべく貝殻を奪って捨てようとしたのでは?
これは、最初に挙げた取引内容だと辻褄が合わない、という観点からも理屈が通ります。
もし母港へすぐさま帰還できる事が人魚によって確約されていたのならば、わざわざエバンズ氏たちが救命ボートで脱出する意味が無いんですよ。
船に乗っていれば帰国できる話ですから。
仮説その2
こうして見ると、『取引』と言いながらも人魚の方が圧倒的優位に立ってますねぇ。結局死ぬという意味では、『死をもって償え』レベル。
人間側のメリットが余りにも少ないから、あの船長なら拒否するに違いない。
という訳で、仮説をちょっと変えてみました。
『クラーケンを帰らせる代わりに、オブラ・ディン号の乗組員全員の命を捧げる。ただし、救命ボートだけは見逃す』
怪物の襲撃を止めさせる為に全員の命をよこせと言うのなら、ニコルズ一味の時のように救命ボートを襲撃して殺す事は、他の人魚もしくはクラーケンが出来た筈。
それをやらなかったのは、取引で殺さない事を確約されていたのではないかと。
居場所はとっくに分かってますし、クラーケン襲撃前にこっそり脱出していたネイサン氏たちのボートもひっくり返されてましたからね。
逆に、何故エバンズ氏たちはあっさり逃げられたんだ?と首を傾げるレベルですらある。
そうなると、何故オブラ・ディン号がファルマス港へ帰還できたのか?という疑問が生まれますが、この可能性が考えられます。
『生き残った人魚が、貝殻を返してくれたお礼をした』説。
第8章のあのシチュエーションからして、人魚を逃がす事は3人の認識が一致していたものの、貝殻を人魚に渡したのはマーティン氏の独断だったでしょう。
少なくとも、マーティン氏の指示を聞いて『は?』と怪訝な反応をしたモス氏に、貝殻を渡すつもりは全く無かった事が分かります。
そして、マーティン氏が死に際に放った『これでオブラ・ディン号は母港へ帰れる』という言葉を聞いた人魚が、逃がしてくれた恩義を感じて、それだけは叶えてあげてもいいと翻意したのかもしれません。
人魚がいた理由
人魚はオブラ・ディン号をファルマス港へ戻した後も、監視しているように離れた海上にいました。貝殻の光が目立っていたので、序盤から存在に気付いていたプレーヤーは多かったでしょう。
が、ゲーム全体を通して全くアクションを起こす事が無かったので、気付けばもう忘れていた方も多かったのでは?
――いや、アクションは起こしていたのです、人知れず。
何故、人魚はそこにいたのか?
オブラ・ディン号を神隠しから解放した事で終わりであれば、残っている必要は無い筈です。
ここで思い出していただきたい。
調査中、全部の残留思念を『メメント・モーテム』で拾った後に、雨が降ってきましたね?
そして、オブラ・ディン号から降りた後、損害査定書に船が暴風雨で沈没した事が書かれていましたね?
状況からして、あの雨が強まって暴風雨になったとみていいでしょう。
更にもう1つ。
カニライダーやクラーケンが襲撃してきた時、例外なく天候は嵐でしたね?
そう、オブラ・ディン号を沈めた暴風雨は、あの人魚が起こした可能性が非常に高い。
怪物たちには、天候をコントロールする能力があると考えられます。
オブラ・ディン号には人魚やカニの死体が残っており、それらがそのまま他の人間の目に触れるのは絶対に回避したい筈。
なので、船が港に到着した時点でマーティン氏の願いは叶えたとして、以降は知ったこっちゃないと暴風雨を起こして沈めたのではないかと。
ちなみに、西洋の人魚は目撃すると嵐や災厄を呼ぶとして、昔は船乗りに歓迎される存在ではなかったようです。
それなのに船に乗せたという事は、19世紀じゃおとぎ話レベルだったんだろうなぁ。
結果として、本当に嵐起きましたからね。
最大の問題点
ただし、わたくしの仮説には最大の問題があります。『乗員の命を犠牲にする条件を、船長が簡単に呑むのか?』
とどのつまりは自分も助からないのですよね、これ。
使命感のある人間ならば、自分だけを犠牲にして他の人々は助けるよう頼むと思うのですよ。
ただし、船長が人魚の条件を信用したかどうかまでは分からない。
人間とは得てして、自分に不利な状況を過小評価してしまう生物です。
おまけに、ここまで見てきた船長の振舞いから性格を推理するに、明らかに豪胆で未知への恐怖などほぼ皆無。
まさに、旧世代のリーダーという代名詞が似合います。
『まさか、そんな事が現実になる筈が無い』
人魚の取引を、助かりたいが為のハッタリだと見なした可能性はあるでしょう。
そして、万が一の保険として救命ボートだけは見逃してもらうようにしたのかもしれません。
この根拠になりそうのが、第9章-4で一人うなだれている船長の姿。
これ、何でしょげてるのか?
直近で起こったのは、脱出する筈だったモス氏と、それを襲撃したボルコフ氏の死ですね。
それを呼び水に、たかだか数分で2人も死んだ(クレスティル氏は状況からして助かる見込みが無いので除外)現実に、人魚の交換条件がよぎったのではないかと。
『あの条件、まさか冗談じゃなく本当なのか……?』と。
その後、第9章-5ではウィリアム氏らによって甲板への階段を見事に塞がれてしまった為、以降の船長の様子は一切窺い知る事ができません。
ただ、まさに呪いに掛かったかのごとく、ヴィアテル氏によるランケ氏の襲撃、ヴィアテル氏とデービーズ氏の揉み合いからの拳銃暴発、ブレナン氏によるデービーズ氏の撲殺と、立て続けに起こる同士討ち。
悲惨な状況に頭を抱えた可能性は高いでしょう。
今回はここまで!
次回は上記の仮説を踏まえ、第8章で起こっていたかもしれない事や、細かい疑問点などを推理します。
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