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昨日は執筆を敢えてお休みしました。
ずっとこればっかりだと、飽きみたいなものが来そうな気がしたので。
その代わり、このブログを始めてからずっと固定しているPCテンプレート、他にいいのが無いか探していました。
自分の感性に合うものって、なかなか見つからないな……
1つ良さそうなものがあったんですが、フォントサイズのバランスが今のと比べるとちょっと微妙。
素のサイズが大きいので、largeを指定した時の文字サイズと少ししか変わらないんですよね。
リニューアルは……ちょっとお預けかな。
それはさておき。
今回も『Return of the Obra Dinn』ネタバレ考察、第6弾!
第5章の内容がメインです。
続きに納めますので、見る時は細心の注意を払ってくださいまし。
一度クリアしてからの閲覧を、強くお勧めします。
ずっとこればっかりだと、飽きみたいなものが来そうな気がしたので。
その代わり、このブログを始めてからずっと固定しているPCテンプレート、他にいいのが無いか探していました。
自分の感性に合うものって、なかなか見つからないな……
1つ良さそうなものがあったんですが、フォントサイズのバランスが今のと比べるとちょっと微妙。
素のサイズが大きいので、largeを指定した時の文字サイズと少ししか変わらないんですよね。
リニューアルは……ちょっとお預けかな。
それはさておき。
今回も『Return of the Obra Dinn』ネタバレ考察、第6弾!
第5章の内容がメインです。
続きに納めますので、見る時は細心の注意を払ってくださいまし。
一度クリアしてからの閲覧を、強くお勧めします。
うし、解禁!(`・ω・´)=3 フンスッ
目次はこちらー。
- ガッツリハマってしまったぁよ(ネタバレなしレポ)
- ネタバレレポの始まり
- オブラ・ディン号の足取り
- 全体の考察・残された謎
- 『メメント・モーテム』とヘンリー・エバンズ
- 『取引』とオブラ・ディン号の末路
- 貝殻を取り巻いたモノたち
- 損害査定書
- 考察サイトで拝見した興味深い説
- 小ネタ集
※更新したら、リンクを追加します。
また、書きたい事を思いついたら、随時項目を追加します。
なお、章の下にある見出しはその章の記事にだけ載せ、別の記事では畳みます。
第5章 呪われた獲物
①ストーリー
エドワード・ニコルズ氏の反乱が未遂に終わり、無事に戻ってきたのはフォルモサの荷物のみ。
そして、彼がボートに積み込んだ、人魚が3体。
それらが船内に搬入される間、船長ロバート・ウィッテレル氏は中国人檣楼員のリ・ハン氏を通訳に、フォルモサ人の衛兵タン・チョウ氏から話を聞き出そうとします。
しかし、意識を取り戻した人魚が網越しにトゲを発射。
チョウ氏と、彼を拘束していたハマドウ・ディオム氏にトゲが刺さって死んでしまいます。
人魚を担架に乗せて積み込む途中、貝殻に目を奪われた料理人のトーマス・セフトン氏が、人魚の尾びれに殴られて死亡。
その反動で担架のバランスが崩れ、右前を担いでいたウィリアム・ワシム氏が階段から落ち、担いでいた棒が後頭部を直撃して亡くなりました。
更に、船長付き司厨手のフィリップ・ダール氏に右脚を切断され、ジョン・ネープルズ氏が介抱の甲斐なく息を引き取ります。
ダール氏は人魚が呪われていると船長に訴えますが、耳を貸してもらえず、人魚と共に船尾倉庫に入れられてしまいました。
②謎解き
ここも、一人を除けばそこまで難しくはないでしょう。
- チョウ氏→消去法。4人いるフォルモサ人のうち、3人はここまでに確定できる。
- セフトン氏→第5章-2の会話より。食材と料理の話をしているから料理人。ちなみに、彼が終始手に持っていたのは、肉用フォークだそうです。デカい。
- ワシム氏→第2章-1で確定可能。
- ネープルズ氏→第5章-4で『ジョン』と名前を呼ばれていた。乗客乗員の中に『ジョン』はもう一人、四等航海士のジョン・デービーズ氏がいるが、死ぬ前まで人魚を運び込む作業をしていたので、士官がそれをやる事は有り得ない。よって、消去法で確定。
一方、ハマドウ・ディオム氏の特定には、苦戦した方が少なくなかったのではないでしょうか。
これも、問われるのは世界の教養。
彼の出身地であるシエラレオネは、アフリカ大陸にある国です。
つまり、黒人である事がここで分かる訳ですね。
肌の色が黒い甲板員かつ、この後の第7章-2でディオム氏のハンモック=55番が消えているので、ここへ至るまでの間に死んだ事になる。
これらから、ディオム氏の特定が可能となります。
そんなわたくしは、消去法でした……ティモシー・ブーテメント氏の特定要素を見逃した事と、シエラレオネの情報に疎かった事が祟りましたね。
あああ、かつて『あいのり』で色んな国を見てきた筈なのにぃorz
③考察
前回に倣い、貝殻や人魚そのものについての考察は、別枠で語るのでスキップします。
今回の焦点は、恐らく多くのプレーヤーが首を傾げたであろう第5章-4。
ネープルズ氏が死んだ時のシーンですね。
これ、ワシム氏の死亡から時間が一気に飛んでいるので、シチュエーションが非常に分かりにくい。
なおかつ、ネープルズ氏が襲撃から死ぬまでの間に時間があった為、ダール氏と揉み合った結果右脚を切断されたシーンは全く見えず、切られた後からしか会話を聞く事ができません。
ここまでの流れを、ちょっくら整理しましょうか。
ニコルズ氏によって人魚がオブラ・ディン号に着いた時、ダール氏は主甲板にいました。
ニコルズ氏が死んだ時の残留思念では遠すぎてズームできないのですが、その場に居合わせた人物の情報からダール氏である事が分かります。
その後、人魚たちは搬入される訳ですが、ここでポイントが1つ。
セフトン氏が亡くなったタイミングで、船長や一等航海士などトップが主甲板に集まって、何やら会話をしている感じなんですよね。
そして、南に向かっていた筈の航路が、ここからロンドンへと引き返します。
この答えが、人魚にあるのは確実。
恐らく、珍しい生物が捕まったので、それをイングランドへ持ち帰る事にしたのでしょう。
前回の記事で軽く触れましたが、昔の海はまだまだ未知の世界、そこで手に入れた貴重なものは国に捧げ、海上の覇権に貢献させる時代でした。
主甲板での会話は、喜望峰に向かわずロンドンへ帰還する事を決める会議だったと思われます。
一方、ダール氏は出身地がスウェーデン。
北欧神話を始め、海にまつわる伝説が残っている地ですので、人魚に関わる話も知っていた可能性がありますね。
『人魚は呪われている、海に返さないと全員死ぬ』と、結果的には正しかった事を口にしていました。
なので、主甲板で人魚を見た時、これはマズいと思ったのは間違いないでしょう。
何とかして人魚をオブラ・ディン号から追い出したいが、ロンドンへ持ち帰る事が決まってしまった。
こうなると、ダール氏が抗議したとしても聞き入れられる筈もなく……何より、トップである船長の決定は絶対。
そこで、ダール氏は次の手段として人魚を殺すという、実力行使に踏み切ったのではないかと。
剣を持っていたのは、これで説明できそうです。
で、反対側から船尾倉庫へ回り込んで(第5章-2参照)、人魚を殺害しようとしたところ、貴重な品に傷をつけまいとネープルズ氏が立ちはだかった。
互いに揉み合っているうちに、ダール氏の剣がネープルズ氏の右脚を切断してしまった、といったところでしょうか。
そして、ネープルズ氏の叫び声で周囲が事態に気付き、仲間を切ってしまった事に呆然としていたダール氏を甲板手のチャールズ・マイナー氏が拘束した。
それが、第5章-4のシーンにつながったのではないかと思います。
とはいえ、疑問点は残りますね。
人魚を運んでいた船員は他にもいた筈ですが、何故ネープルズ氏だけが被害に遭ったのか?
ダール氏の襲撃に遭遇し、慌てて船長へ知らせに行った可能性はありそうですが。
あと、加害者の身元がダール氏だと分かるのは、船長のセリフから。
何でも20年もの間、船長付きの司厨手として一緒にいたそうです。
相当長い付き合いですな……ダール氏の今回の言動に、船長が困惑していたのも納得ではある。
ただ、20年も一緒にいたのに文化的交流はしてなかったのか?という謎。
結果的に仲間へ危害を加えたから、ダール氏を船尾倉庫へ監禁したのはまだ分かるとして、20年も一緒に仕事してきた人間の言葉を信じなかった船長、どうなんだろうか、と思う。
そりゃ、ダール氏も思わずスウェーデン語で『何故分からない!?』って口走るわい。
ダール氏とは、仕事上だけの関係と一線を引いてたのか……その割には、友達で義理の兄を一等航海士に据えてるんだが。
ここからは、他の方にスポットを。
チョウ氏とディオム氏は、不運だったとしか言いようがない。
他の皆が、上手い具合にトゲを避けたというのに……完全に背後を取られた船長は、逆に運が良過ぎた。
ちなみに、チョウ氏が拘束されていたのは、勝手にニコルズ氏を射殺したからでしょうね。
セフトン氏、この方は不用意に首を突っ込んでしまったのが運の尽き。
ただの魚だと思ってフライにするなどと言い、貝殻を見ようとしてぶん殴られたという、デリカシーの無さがことごとく裏目に出た形ですな。
まー、主甲板で起きた事を知らなかったから、しょうがないところはありますが。
ワシム氏は、セフトン氏が余計な事をしなければ死なずに済んだんだろうか……;
いずれこの先、恐ろしい目に遭う事にはなるんですが、そこで勇敢なる死を遂げる方がマシだったかもしれません。
その方が報奨金貰えたし……(え)。
今回はここまで!
次回は、第6章を振り返ります。
夜の帳を引き裂き、嵐と共にヤツが現れる……
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