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最近、アーモンドチョコレートをよく食べるようになりました。
きっかけは、会社で残業する時に小腹を満たす目的で買って食べたんですが、家でも食べたくなってちょいちょいつまむように。
アーモンドって栄養価高いし、美味しいからいいよね……情報番組とかネットでそういうのを見ていても、やっぱり自分で体感しないと続かないなぁ。
それはさておき。
今回は『Return of the Obra Dinn』ネタバレ考察第4弾!
手記の第3章を中心にお届けしますよ。
続きに納めますので、見る時は細心の注意を払ってくださいまし。
一度クリアしてからの閲覧を、強くお勧めします。
きっかけは、会社で残業する時に小腹を満たす目的で買って食べたんですが、家でも食べたくなってちょいちょいつまむように。
アーモンドって栄養価高いし、美味しいからいいよね……情報番組とかネットでそういうのを見ていても、やっぱり自分で体感しないと続かないなぁ。
それはさておき。
今回は『Return of the Obra Dinn』ネタバレ考察第4弾!
手記の第3章を中心にお届けしますよ。
続きに納めますので、見る時は細心の注意を払ってくださいまし。
一度クリアしてからの閲覧を、強くお勧めします。
うし、解禁!(`・ω・´)=3 フンスッ
目次はこちらー。
- ガッツリハマってしまったぁよ(ネタバレなしレポ)
- ネタバレレポの始まり
- オブラ・ディン号の足取り
- 全体の考察・残された謎
- 『メメント・モーテム』とヘンリー・エバンズ
- 『取引』とオブラ・ディン号の末路
- 貝殻を取り巻いたモノたち
- 損害査定書
- 考察サイトで拝見した興味深い説
- 小ネタ集
※更新したら、リンクを追加します。
また、書きたい事を思いついたら、随時項目を追加します。
なお、章の下にある見出しはその章の記事にだけ載せ、別の記事では畳みます。
第3章 殺人
①ストーリー
乗客のヌーツィオ・パスクア氏は、貨物甲板へ足を踏み入れたところ、殴られて気絶しているフォルモサの衛兵の一人、ラウ・ホクセン氏の姿を目撃します。
そこに、室内から二等航海士のエドワード・ニコルズ氏が登場。
この時、ニコルズ氏はフォルモサの乗客が持ち込んだ荷物の中にある、貝殻を見ていました。
パスクア氏に何をしているのかと尋ねられたニコルズ氏は、片付けだとごまかしながら接近します。
そして、次の瞬間ナイフで殺害!
その後、パスクア氏殺害の罪は、ホクセン氏に被せられてしまいます。
船上裁判の結果、ホクセン氏は銃殺刑に処されました。
この時、彼の主人であるリム・ブンラン様(王族らしいです)はそれを信じませんでしたが、側近のシア・イトベン氏はもう手遅れだと彼女を宥めていました。
その日の夜?に、ニコルズ氏は仲間たちと共にリム様とイトベン氏を拘束。
貝殻の入った荷物や食糧などを救命ボートに乗せて、オブラ・ディン号から脱走を図ります。
この時、檣楼員のティモシー・ブーテメント氏がそれを阻止しようと現れるのですが、ニコルズ氏によって銃殺されてしまいました。
②謎解き
この章を辿るには、一等航海士の部屋の外にあるロープで吊るされた骨から残留思念を見ます。
何でそんなところにあるんだという話ですが、どうやらブーテメント氏がニコルズ氏に撃たれて死んだ時、足にロープが絡まってぶら下がったまま、朽ちていったようです。
あの後結構なドタバタがあったのに、よく数年もその場に残ったな。
そして、状況からして窓から死体は見えていたと思うんだが、放置していた部屋の主である一等航海士のウィリアム・ホスカット氏の謎よ。
それとも、上手い具合に死角になってて気付かなかったのかしら?
で、調べてみたところ、何とブーテメント氏が亡くなった場所から一等航海士の部屋まで、結構距離があるんですよ。
つまり、死体がぶら下がっていたままだったとしても、それが一等航海士の部屋から見える事自体が不自然な状況だったのです。
えっ……じゃあ、現実世界のあのロープ、何処から伸びとるん……?
わたくし、ブーテメント氏は消去法で確定したんですが、その後で右腕に特徴のあるタトゥーが施されていた事を後で知りました。
うわぁぁぁぁ、何でそんな重要な手掛かりを見逃してしまったのだぁぁぁぁぁorz
第2章-1でハンモックからしっかり右腕出してるぅぅぅぅぅ!(≧Д≦)
この右腕を出しているハンモックが37番なので、ブーテメント氏だと確定できる訳ですね。
パスクア氏とホクセン氏の特定は……いや、これで出来なかったら100%謎解きの才能無いです。
第3章-2で、どちらも思い切り名前出てるでしょ。
ホクセン氏の死因は銃殺で間違いないものの、4人が一斉に銃を発射しているので、誰に撃たれたかが分からないと決まりません。
で、残留思念で銃弾の軌跡を追うと分かるんですが、弾が当たったのは何と一人だけ。残る3つは見事なまでにスカしています。
なので、弾を命中させた人物を加害者として入れると、安否確定となります。
この時にヘンリー・ブレナン氏を確定できているかどうかが、クリアの鍵。
③考察
章のタイトルから分かる通り、ここから一気に船内の空気が狂いだす!
エドワード・ニコルズ氏の悪行が始まる……
まずは第3章-1ですね。
ニコルズ氏の悪事その1:ホクセン氏を殴って気絶させ、荷物の中身を盗み見る
ニコルズ氏は不意打ちしたんでしょうねぇ。
ホクセン氏はそれなりに体格いいですし、正面突破しようとすれば間違いなくホクセン氏が勝つ。
ホクセン氏が殴られて死ななかったのも、鍛えた体の賜物だったんでしょう。
それが、良かったのかどうなのか……汚名を擦り付けられたという意味では。
まー、そこは最後に保険調査官が汚名を雪いでくれましたからね、良かったという事にしておきましょう。
とはいえ、何故ニコルズ氏がそのような危険を冒してまで荷物を見ようとしたのか、疑問は残るところ。
有力なのは、衛兵まで付けて仰々しく護衛している→とんでもないお宝が入っているに違いないという発想からではないか、という予想ですね。
それは一理ある。
何せ、オブラ・ディン号の航海の最終的な目的は、交易品を無事当方へ送り届けて報酬を得る事。ある程度仕事に誇りを持っている人が多いであろうとはいえ、金にがめつい小癪な性分のヤツも一定は紛れ込むでしょう。
そして、今回はたまたまフォルモサの荷物とそいつが当たってしまったという。
続いては、こちら。
ニコルズ氏の悪事その2:ヌーツィオ・パスクア氏の殺害
悪事を見られてしまった以上、ニコルズ氏にとっては口封じをするしか手段が無かったんでしょう。
余りにも運が悪いパスクア氏。
ちなみに、殺害場所は荷物が置かれている貨物甲板、つまり船底なんですね。
パスクア氏は何故わざわざ、そこに足を踏み入れたのか?
最初考えたのは、最下甲板を歩いてきた時に、下からホクセン氏が殴られた時の音が聞こえ、気になって降りてしまったのかな?と。
ただ、残留思念をよく見ると、パスクア氏はホクセン氏が倒れていた場所の反対側から貨物甲板に降りてるんですよね。
そうでないと、ニコルズ氏が自分に掴まれと言って、通路の真ん中で刺した説明が付かない。
船内地図を確認したところ、どうやら最下甲板にある乗客のベッドから貨物甲板へ行くには、反対側から行くのが最短ルートである事が分かりました。
また、ホクセン氏が入口を見張っていたのは乗客用倉庫。
となると、もしそこにパスクア氏の荷物も入れてあったとしたら、何か確認したい事があったのかもしれません。
どちらにしても、彼にとっては不幸の極み。
大人しくしてれば命は助かったかもしれませんが、あの怪物の惨状に遭遇せず済んだのは一種の救いだったんだろうか?
第3章-2に進みましょう。
ニコルズ氏の悪事その3:ホクセン氏に濡れ衣を着せて処刑に追い込む
これが、船内スケッチの『船上裁判』というタイトルで描かれた光景ですね。
ホクセン氏が死ぬ直前、刑の執行時に船長が『ホクセン氏がパスクア氏の殺害を自白した』と述べていましたが、これまでの状況からしてそれはあり得ない。
当然、ニコルズ氏が何かしらの陰謀を図ったのでしょう。
しかも、殺人事件が起きてから処刑までの間、恐らく丸1日も経過してません。
これは、早々に事件の幕引きをして船内の混乱を収めたい、船長の意図も多少はあったかもしれませんねぇ。
となると、どうやってホクセン氏に『自白』させたのか?
カギを握るのは、通訳。
この後の展開を見ると分かるのですが、フォルモサの人々は英語を全くと言っていいレベルで喋れないので、通訳を介さないと意思を伝えられません。
そして、逆もしかり。
これを踏まえて、いくつか仮説を挙げてみましょう。
真相は藪の中なのでね。
・ホクセン氏の無実を訴える言葉を、通訳が意図的に自白へ摺り替えた
一番シンプルな説です。
もちろんこの時の通訳は、ニコルズ一味になった中国人の檣楼員ホン・リ氏でしょう。グルでないと、これは成立しない。
ただし、この説には欠点というか微妙だと思うところが1つ。
果たして、処刑されるあの状況へホクセン氏を大人しく持っていけるのか?
ホン・リ氏がホクセン氏に嘘をついたとして、外に吊るされる上に頭へ袋を被せられるのを、不思議に思わない筈がない。
まして、リム様の悲痛な叫びを聞いて暴れる様子も無かった、というのも不自然です。
・ホクセン氏を拷問して、無理矢理自白させた
これまたシンプルな説。
先程書いた『早々に幕引きしたい』という意思を踏まえると、犯人と疑わしい人間に拷問して無理やり吐かせるのは有り得る話です。
ホクセン氏が疑わしいぞ、と水を向けたのは、もちろんニコルズ氏。
ただ、これもちょっと疑問がある。
ホクセン氏が気絶させられた時に負ったケガを、拷問した人たちはどう解釈したのか?(パスクア氏に殴られた?)
あと、たった1日足らずで自白に追い込むには相当な事をしないと厳しく、体格のいいホクセン氏に対して、それが果たして可能だったのだろうか?
で、わたくしが確度高いと思っている説がこれ。
・ニコルズ氏から脅されたホクセン氏が、犯人だと自白した
これだったら、ホクセン氏が大人しかった理由の説明が付きます。
もちろん、ニコルズ氏とホクセン氏の間を仲介したのはホン・リ氏ですね。
疑問の声が上がる事は分かっていますよ。だとして、ニコルズ氏は何をネタにホクセン氏を脅したのか?と。
いっぱしの推理小説ならば、過去に因縁があって……となりそうですが、さすがにこの状況でそれは無い。
ならば、ニコルズ氏が手を出そうとした荷物の中身――つまり貝殻だと考えるのが自然ですね。
貝殻に手を出さない(もちろん嘘)代わりに、自分の罪を被れと。
これは別枠で詳しく語りますが、衛兵たちは貝殻を守る事が最優先だと認識しています。
なので、貝殻が無事ならば自らの命を賭しても構わない、という頭でいるなら、あっさり屈服した可能性は高い。
貝殻が弱みだと分かった理由ですが、ニコルズ氏がカマをかけたか、ホクセン氏がうっかり喋ったかのどっちかかなぁと。
ただ、これは第4章で語りますが、あのレベルの翻訳で果たして完全に疎通できていたのかは疑問視。
中国とフォルモサって必ずしも同じ言語じゃないっぽく、共通する言葉をどうにか拾って伝えている感じです。
逆に、何で英語の方がちゃんと疎通できてるんだ……;
また、リム様は処刑のタイミングで(ニコルズ氏によって歪められた)事件の全容を知ったようですから、ホクセン氏が事件以降完全に隔離されていたのは間違いなさそうです。
そして、恐らく状況を悟ったイトベン氏。
経緯は分からずとも、ホクセン氏が己の役目に殉じた事は分かっていたのではないでしょうか。
あと、船の上において船長の決定に逆らう術は無い事も。
ちなみに、ニコルズ氏は処刑の瞬間、本心をおくびにも出さない神妙な顔をしていました。
これでほくそ笑んでいて、それをサミュエル・ギャリガン氏が見てハッとした顔をしていたら、あのスケッチの裏側で密かに起こっていた光景っぽかったんだけどなぁ。
第3章-3に参ります。
ニコルズ氏の悪事その4:フォルモサの荷物を盗難&リム様とイトベン氏を誘拐する
遂に動き出した男!しかし、夜中にこっそりという悪巧みの性分は崩さない!
仲間たちの協力を得て、欲しいものの強奪に成功します。
フォルモサの二人を誘拐したのは、オブラ・ディン号が追い掛けてきた時の保険として、人質に取る為と考えられますね。
そういえばここまで書いて疑問がふと浮かんだんですが、もう一人の衛兵、タン・チョウ氏はこの時何してたんだ?
ホクセン氏が死んだ事で荷物の護衛に回っていた筈なので、まさかホクセン氏と同じく殴られて気絶させられたのかな?
だとしたらヤバい、護衛の仕方がワンパターン過ぎる……人がいないからしょうがないけど;
ニコルズ氏の悪事その5:ブーテメント氏を射殺
これは言うまでもない。
『気付かれたら終わりだ』と言いながらも、気付かれたらしっかり暴力を働いて目的成功へ持ち込む、その諦めない姿勢をこんなとこでなく、本職で活かしていただきたかった。
ちなみに、この時操舵手のフィンリー・ドルトン氏が脚を刺されるも、幸運にも生き延びました。
他にも、ニコルズ一味じゃない二人が主甲板で倒れていたり、膝を付いていたりしていたんですが、あれは襲撃されて倒れたんだろうか?
銃撃の瞬間逆を向いているから、襲われた感じが薄いんですよね。
今回はここまで!
次回は、第4章を振り返ります。
物語は誰も予想できない驚愕の展開を迎える……
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