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わたくしのGWは、本日からスタートです。
今年も実家には帰らない事にしました。
ここ最近の感染者傾向を見る限り、下手に動くべきではない……(><)
それはさておき。
今回は、『Return of the Obra Dinn』ネタバレ考察第3弾!
手記の第2章をメインに語ります。
続きに納めますので、見る時は細心の注意を払ってくださいまし。
一度クリアしてからの閲覧を、強くお勧めします。
今年も実家には帰らない事にしました。
ここ最近の感染者傾向を見る限り、下手に動くべきではない……(><)
それはさておき。
今回は、『Return of the Obra Dinn』ネタバレ考察第3弾!
手記の第2章をメインに語ります。
続きに納めますので、見る時は細心の注意を払ってくださいまし。
一度クリアしてからの閲覧を、強くお勧めします。
うし、解禁!(`・ω・´)=3 フンスッ
目次はこちらー。
- ガッツリハマってしまったぁよ(ネタバレなしレポ)
- ネタバレレポの始まり
- オブラ・ディン号の足取り
- 全体の考察・残された謎
- 『メメント・モーテム』とヘンリー・エバンズ
- 『取引』とオブラ・ディン号の末路
- 貝殻を取り巻いたモノたち
- 損害査定書
- 考察サイトで拝見した興味深い説
- 小ネタ集
※更新したら、リンクを追加します。
また、書きたい事を思いついたら、随時項目を追加します。
なお、章の下にある見出しはその章の記事にだけ載せ、別の記事では畳みます。
第2章 死に至る病
①ストーリー
インド人の甲板員ソロマン・サイド氏とレンフレッド・ラージューブ氏が、相次いで肺病で亡くなってしまいます(結核ではない)。
船医のヘンリー・エバンズ氏の診察では、どうやらインド水夫の待機所で感染したと思われ、幸いにも他の乗組員は健康だったとの事。
船医室を訪れた三等航海士のマーティン・ペロット氏から、助かるかどうかを尋ねられたエバンズ氏は、やるだけの事はやったと言葉を濁すのでした。
二人が亡くなり船内で弔いの準備が行われる中、家畜番のエーミル・オファレル氏が、士官候補生3人と共に家畜の牛を屠ります。
士官候補生の中でチャールズ・ハーシュティク氏だけが、牧場出身でない事から牛の死ぬ光景に慣れておらず、嘔吐してしまいました。
②謎解き
この章の残留思念を辿るトリガーとなるのが、死んだ後船内に飾られた牛の頭蓋骨。
第1章でもそうでしたが、白いふよふよが見えたら近付きましょう。
懐中時計がにゅっと出ます。
これを知った時はビックリしたよ……いや、人間以外にも持っとるんかい、残留思念!
生物として意識があればいいんだろうか?
人間の亡骸に囚われていると、100%見逃すところですな。
サイド氏とラージューブ氏の特定に関しては、そんなに難しくないと思います。
まずは、サイド氏。
これだけ特定要素がありますのでね。
- 第2章-1で『サイド!』と名前を呼び掛けられている。
- 会話にヒンドゥー語が使われている。
- 寝ているハンモックの番号が54番→乗員乗客名簿の54番は『ソロマン・サイド』
そこから、数珠つなぎでラージューブ氏の特定もできましょう。
サイド氏の向かいで同じようにうなされてるし、寝ているハンモックが51番なのでね。
なおかつ誰も寝ていない53番のハンモックは、サイド氏の様子を見に来たウィリアム・ワシム氏である事も断定可能。
ここから、あの場所がインド人のエリアである事が分かります。
残る一人は、ハンモックの番号が何故か『X』(多分エックスです。ローマ数字の10だと、この後の仮説の説明が付かない)。
ただ、これまでの確定要素から52番のアブラハム・アクバル氏だと見立てる事は可能ですね。
何故、アクバル氏だけハンモックの番号が『52』じゃないのか?
もちろんゲーム中でそれは明らかにならないので、様々な考察サイトでも焦点が当たっていました。
有力なのは、何らかの理由で52番のハンモックが使えなくなってしまい、予備のハンモックを出した説。
さすがに番号ごとに予備を用意するのは現実的じゃないですし、誰でも使えるよう番号をワイルドカードにしている事は充分に考えられます。
ただ、そうなると次に使えなくなった理由が気になるな。
アクバル氏が何かやらかしたのか、それとも52番のハンモックが元々痛んでいたのか?
さて。
ここはインド人甲板員の悲劇を辿るだけのさらりとした内容かと思いきや、他の人物にとっても身元特定の鍵を握るという、何気に重要な章です。
どうでもよさそうに見えるところに解決の糸口を隠すのは、謎解きゲームではよくありがち。
まずは、会話にも登場したロシア三人衆。
テーブルを囲んでトランプゲームをしており、ハンモックの番号は45~47。なおかつ、ロシア語で会話をしている。
これはインドエリアと同じなので、分かりやすいでしょう。
ただし、違うのはハンモックに寝てないので、人物と番号との紐づけができない事。
ここは、今後の謎解きコーナーで詳細を書きます。
恐らくこの章で分かる事は結構多いので、全員解説しようと思ったらかなりの長さになる。
一言だけ残すとするならば、『ハンモックの配置はしっかりメモしておけ!』
間違いなく後々役に立ちます。
あとは、士官候補生のハーシュティク氏ですね。
会話中にもろ名前が出ているので、ここで嘔吐した人物がハーシュティク氏だと確定する事ができます。
更に、芋づる式でその場にいる残り二人が、同じ士官候補生のピーター・ミルロイ氏とトーマス・ランケ氏である事も決まります。
第2章へ到達するまでに、この二人は何度か登場してきている(ゲームの流れとしては、基本結末から遡っている筈な)ので、これをもってどっちがどっちなのかも特定する事ができるでしょう。
③考察
正直この章、オブラ・ディン号の辿った足取りの中では一番展開がシンプルです。
だからこそ、重要な手がかりを隠すには打って付けの場として選ばれたんでしょう。
とはいえ、考える事が全く無い訳じゃない。
まずは、肺病について。
結核でない事は、第2章-2の会話でエバンズ氏が断言しています。
では、結核でない死に至る肺病とは何なのか。
他の考察サイトを見たところ、肺炎ではないかと。
会話のボイスで、咳と息苦しそうな呼吸音が聞こえていたのが理由です。
ふむ、確かに……肺炎と言ったら、現代でもポピュラーな死因として上がる病気ですからね。
3世紀も前、かつ海の上ならば、なおさら打つ手なんぞ少なかったに違いない。
ちなみに、同じシーンでエバンズ氏が『この寒さで悪化した』と言っていたので、当時は1802年の年末ごろで間違いなさそうですね。
続いて、エバンズ氏がラージューブ氏に投与した『アヘンチンキ』。
こちらは、現代でも使われている鎮静剤です。
名前の通り原材料はアヘン、つまり麻薬……!
腸で吸収されるので廃人には至らないものの、常習性の強さから現代では厳しく使用を制限されています。
オブラ・ディン号が航海したあの当時は、アヘンチンキは万能薬のように使われていたそうです。
診察料が高額であるが故に、一般人が内科医に診てもらう事などほぼ皆無だった為、体調が悪くなったらアヘンチンキを投与する、というのが当時の処方だったとか。
なので、エバンズ氏のあのセリフ『アヘンチンキを――投与しましたがね……』は、アヘンチンキでも回復しなかったらもうダメだね、という意味だと言えます。
あと、ここで注目を浴びていたのは、エバンズ氏が診察している傍らで、椅子に座って机に足を乗せて踏ん反り返っていた、船医助手のジェームズ・ウォレス氏。
助手にあるまじきこの姿に、多くのプレーヤーが混乱させられました。
何で上司が神妙な面持ちで診察しているのに、あんなに態度デカそうなのか?
わたくしの推察では、『やる事がなかったから』じゃないかと。
この後の章では、エバンズ氏と一緒に遺体の側に居たりケガの治療に当たったりしていますが、あくまでも助手なので、恐らく病気に限っては自分に出来る事が無かった、だから椅子に座っていたのではないでしょうか。
まー、だからといって人が一人死んでしまうという時に、あの立ち居振舞いはちょっと……という点には同意します。
ちなみに、第2章-3ではウォレス氏が診療用ベッドを整えている姿が見られるそうです。
しまった、完全に見逃したわ……;
それから、ここではマーティン氏が株を上げています。
もしかしたら船員を管理する役どころだったのかもしれませんが、この姿勢が多くのプレーヤーの心を掴みました。
最後に、牛。
会話の冒頭で弔いに関するセリフが出ていたので、死をきっかけに屠られたように見えますが、手記に『食肉用に処理された』ときちんと書いてあります。
つまり、船員が誰も死ななくても牛はいずれ、船員たちの精を付ける為に屠られていたのです……家畜として船内に連れ込まれた、逃れられない宿命。
頭蓋骨を飾った理由は、分からない。
厄除けとか弔いの意思表示なのかなーと思ったんですが、わたくしが調べた限り決定打となる情報は見当たりませんでした。
今回はここまで!
次回は、第3章を振り返ります。
物語はここから大きく動き出していく……
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