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今回は前置き抜きで。
『Return of the Obra Dinn』のネタバレ記事第2弾!
手記の第1章を中心に、ガツガツ語っていきたいと思います。
続きに納めますので、見る時は細心の注意を払ってくださいまし。
一度クリアしてからの閲覧を、強くお勧めします。
『Return of the Obra Dinn』のネタバレ記事第2弾!
手記の第1章を中心に、ガツガツ語っていきたいと思います。
続きに納めますので、見る時は細心の注意を払ってくださいまし。
一度クリアしてからの閲覧を、強くお勧めします。
うし、解禁!(`・ω・´)=3 フンスッ
目次はこちらー。
- ガッツリハマってしまったぁよ(ネタバレなしレポ)
- ネタバレレポの始まり
- オブラ・ディン号の足取り
- 全体の考察・残された謎
- 『メメント・モーテム』とヘンリー・エバンズ
- 『取引』とオブラ・ディン号の末路
- 貝殻を取り巻いたモノたち
- 損害査定書
- 考察サイトで拝見した興味深い説
- 小ネタ集
※更新したら、リンクを追加します。
また、書きたい事を思いついたら、随時項目を追加します。
なお、章の下にある見出しはその章の記事にだけ載せ、別の記事では畳みます。
3.オブラ・ディン号の足取り
続いては、オブラ・ディン号の足取りを振り返ります。
まずは全体を大まかに。
1802年の冬、オブラ・ディン号は東インド会社の依頼を受けて喜望峰に向かって出港しましたが、その途中で事故や病気、殺人事件などが勃発。
そして、ある人物が持ち込んだものをきっかけに、異形の怪物が次から次へとオブラ・ディン号に襲い掛かります。
船は何とかその場を乗り切ったものの、その代償は余りにも大きく、多くの船員が命を落としてしまいます。
遂には船長に対する不信感が船内に生まれ、オブラ・ディン号から脱出する者も。
最後に残った数少ない船員たちも、船長に反旗を翻しますが返り討ちに遭います。
一人となった船長は、妻に向けて懺悔の言葉を口にした後、拳銃自殺を遂げました。
出港してから6ヶ月後の1803年、喜望峰に到着しないオブラ・ディン号を、依頼主の東インド会社は消息不明と断定。
それから4年後の1807年10月14日、満身創痍となった生存者のいないオブラ・ディン号は、忽然とファルマス港に姿を現します。
東インド会社ロンドン本社所属の保険調査官が現地に向かい、損害査定書の作成と船が辿った数奇な運命を謎の手記に収めた後、ファルマス港を嵐が襲い、オブラ・ディン号は沈没してしまうのでした。
では、ここからは詳細を見ていきましょう。
第1章 崩れた積荷
①ストーリー
悲劇はここから始まった……
ロープを使って船内に貨物を搬入している最中、急に積荷が崩れ、その真下にいた甲板員のサミュエル・ピーターズ氏が下敷きに。
運悪く、落ちた積荷の台と足元にあった荷物の間に頭が挟まれ、それが原因で死亡してしまいます。
もちろんこれは事故だったんですが、後日これが思わぬ火種となります。
しかも、人知れず樽の中に身を潜めていた密航者がいた!
積荷が崩れた事で、内容物がのしかかってきたようで、樽の中で圧死してしまいました。
②謎解き
最下甲板の船倉に残された樽に、白い点がふよふよと浮いている……と思ったら、ハエやんけ。
懐中時計もにゅっと出てきたし。
ここで密航者の遺体の存在が分かり、その残留思念からサミュエル氏の死因が見えます。
うーん、実際にオブラ・ディン号で死んだ人間は55人だったか。
正直、54人も亡くなっているところに一人増えたところで、何とも思わん。
サミュエル氏は60人の乗員乗客の中で、一番出番の少なかった人物です。
しょうがない、一番最初の死者となってしまったから……
もちろん残留思念もここでしか出ないので、正直これだけで特定するのは不可能。
シチュエーションと他の人物との関係から割り出すしかありません。
第7章ー1で出た『兄貴を……』というセリフから兄弟を割り出し、ロープが絡む出来事でここでお兄ちゃんが死んだと特定できるのは、さほど難しくないかと。
ただ、これを兄弟の二択に絞った後で片方を適当に入れ、最終的にサミュエル氏を確定させた方は多かったんじゃないでしょうかね?
第7章ー2でハンモックから弟を特定できた方であれば、消去法で決まります。
③考察
しかし、乗組員全員が密航者に気付かなかった上に、そのまま他の樽と一緒に船倉に入れられ、結局保険調査官が見つけるまで誰にも発見されないままだった、というのは驚き。
死臭漂っていた筈なんですけどねぇ。
まー、昔の船なら相当臭いが漂っていたでしょうから、異変に気付くのは無理だったかもしれない。
ただ、よく考えれば密航者が紛れ込んでいた事で、本来の積荷よりも重くなっていた筈。
となると、あの事故が起こったのは密航者のせいじゃね?
想定していたよりも重かったので、途中で積荷を静止するつもりが重量オーバーでバランスを崩し、最下甲板まで落ちてしまったのだろうと推測できます。
何故静止するつもりだったのか?ですが、そうでないと、サミュエル氏は積荷が下りてくるところで呑気に作業していた、不注意極まりないとそしられる事になるんでね。
この後の事考えるとなぁ……余計な事したよなぁ、この密航者……;
自由を求めた代償が自分の死だけじゃなく、他人を死に至らしめてますからね。しかも、結果的に二人も。
とはいえ、この人も密航するしか現状を抜け出す手段がなかったのだろうと思うと、劣悪な環境で大人しくしていれば良かったとは言えない。
やっぱり、単純に運が悪かったんだろうなぁ……となると、そんな50kgオーバーぐらいでバランスが崩れるほどヤワな設備を積んでいた、オブラ・ディン号が問題だったという事で(え)。
ところで、他のサイトの考察では『ロープが切れた』説を見かけているんですが、個人的には疑問視してます。
第1章-2で『揚げろ!』と誰かが言っているので、ロープは切れてないんじゃないかなと思ってるんですが(切れてたら揚げようが無いと思っている)。
船のウインチに、切れたロープを繋げた跡とか残ってるんでしょうかね?
これはちゃんとゲーム内で確認せねば。
※2021/6/12追記
その後、考察サイトでロープが切断されているスクリーンショットをお見掛けしました。
観察不足だった事をお詫び申し上げます。
今回はここまで!
次回は、第2章を振り返っていきたいと思います。
あと、この記事公開時点では「雑記」カテゴリーに入れてますが、これ専用のカテゴリーを作ります。
この後、単純計算で13記事はアップする事になるから……
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