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ものぐさパズドラーの戯言

ログインは毎日、スクリーンショットはさっぱり載せない、ものぐさなパズドラーが綴る文字だらけのブログ。基本日記です。

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<Return of the Obra Dinn>ネタバレ&考察のお時間でい。1
わたくしのGWは、土曜日からです。
この中途半端に開いてる、明日という名の平日よ……有休?バカを言うんじゃない。
わたくしの仕事は今がピークなのよ、そんな日に病気とか身内の不幸とか無いのに有休なんぞ取ったら、100%クビにされるわい。

それはさておき。
今回は『Return of the Obra Dinn』について、ネタバレガツガツで語っていきたいと思います。
続きに納めますので、見る時は細心の注意を払ってくださいまし。
一度クリアしてからの閲覧を、強くお勧めします。

ちなみに、前回紹介した和訳タイトル、『オブラ・ディン号の帰還』の方が一般的なんですかね?
ゲーム中では『帰港』だったのでそれを採用しましたが、ネット検索だと圧倒的に『帰還』が多い。


 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
うし、解禁!(`・ω・´)=3 フンスッ

長くなるので、わたくしのブログでは珍しい目次を置きます。
せっかくなので、前回のレポも含めて一覧化しよう。

  1. ガッツリハマってしまったぁよ(ネタバレなしレポ)
  2. ネタバレレポの始まり
    1. 特定に苦戦した人物
    2. 特定できてスッキリした人物
    3. クリアに要求されるスキル
  3. オブラ・ディン号の足取り(ここから先次回以降)
    1. 第1章 崩れた積荷
    2. 第2章 死に至る病
    3. 第3章 殺人
    4. 第4章 出現
    5. 第5章 呪われた獲物
    6. 第6章 海の兵たち
    7. 第7章 破滅
    8. 第8章 取引
    9. 第9章 脱出
    10. 第10章 終幕
  4. 全体の考察・残された謎
    1. 『メメント・モーテム』とヘンリー・エバンズ
    2. 『取引』とオブラ・ディン号の末路
    3. 貝殻を取り巻いたモノたち
    4. 損害査定書
    5. 考察サイトで拝見した興味深い説
    6. 小ネタ集

※更新したら、リンクを追加します。
また、書きたい事を思いついたら、随時項目を追加します。



2.ネタバレレポの始まり


まずはわたくしのプレイがどうだったのか、を書きますね。

船長のロバート・ウィッテレル氏や一等航海士のウィリアム・ホスカット氏、船長の妻でウィリアム氏の妹でもあるアビゲイル・ホスカット・ウィッテレルさんは、序盤でハッキリするので言うまでもなく。
このルートは、誰しもが必ず通る道でしょう。
船長がペラペラと喋っていただけるのでね、実質チュートリアル。


そこからどういう順番で特定したかは、今となってはさっぱり覚えてないので、苦戦したところを列挙しましょうか。



2-1.特定に苦戦した人物


①掌砲手のオーラス・ヴィアテル氏

比較的早い段階で登場するものの、名前の特定に時間が掛かりましたね……
山高帽を被っているので、ある程度の役職である事は察しが付いたものの、仮置きの当てが結構外れまして、なかなか確定まで至りませんでした。
肝心な決め手となる、上司のクリスチャン・ウォルフ氏との絡みの光景もしっかり見逃してましてね。
第7章でクラーケン対策に武器を持ち出しているところを見て、ようやく決まったというところです。

いやぁ、上司よりもいい帽子被ってやしませんか貴方……掌砲長が真っ黒な帽子なのに、助手の方が偉く見えるんですが。
この理由を調べたかったんですが、一体何て用語を入れたら検索に引っかかるんだ……!掌砲手自体は出るけど、帽子の情報が何処にも見当たらない!


②司厨手のズンギ・サーティ氏

黒い襟のきっちりした服が司厨手共通だという事は、謎解きの過程で理解していました。
苦戦したのは死因ですかね。
壁越しに銃で殺されたのは分かったものの、誰が撃ったのかが壁に開いた狭い穴から覗き込まないと分からないし、撃った人物の名前が分からんという。

全般的に満足しているこのゲームにおいて、数少ない不満の1つがここで出ましたね。
残留思念の人物にズームする事で、船内スケッチの誰なのかが分かるのは基本ですが、自分からの距離が遠いとズームしてもスケッチが出ないんですよ。
もちろん近付けばいいのですが、このシーンの場合だと壁に遮られている上、通路から中へ入り込む事が出来ない(残留思念から出ちゃう)。
なので、窓越しに頑張って覗きをして、その場に居合わせた人物の情報を組み合わせて、誰なのかを絞るしかないんですよね。

正直、ここは一見して死因が分かりにくいシーンの1つだと思います。
トゲかと思いきやそれらしいものは飛び出してない(血だけは……)し、銃声もハッキリとは聞こえてない。
壁越しだからかな?


③檣楼員のルイス・ウォーカー氏

前回の記事で書いた、序盤から出てるにもかかわらず、名前の特定にメチャクチャ時間が掛かった人物です。

決定打となったのは、ハンモック。
ハンモックと言えば、人数が多い甲板員や檣楼員の人物特定に大いなる鍵となる情報ですよね。
ハンモックには番号が割り振られており、それが乗員乗客名簿の番号とリンクしているので、どのハンモックが誰のものか分かります。
なおかつ、ハンモックが途中で無くなっていれば、その乗員は死んだ(だから残しておく必要が無い)と言えるのです。

登場するのは基本残留思念の中なんですが、まさかそれが現実の船内にもあるだなんて、想像もしてなかったですよ!
1つだけ残っていたそれを見つけて、記されている番号で確定に至りました。
これを攻略サイト一切見ずに解けたのは、本当に嬉しかった……!


④事務長のダンカン・マッケイ氏

この人は本当に消去法でしたね。
どうやら専用の部屋にいるシーンが何処かで見られるらしいんですが、完全に見逃した。
服装からそれなりの役職だろう、という特定方法でした。
いいスカーフ巻いてるんでね(そこ?)。


⑤中国人の檣楼員3名

一番特定に難儀したメンツです。
中国語喋るから確定しやすいかと思いきや、予想外に情報が少ない!
ロシア人みたいに、役職の違う人が一人でもいればまだ良かったものの。
中国人4人のうち、リー・ウェイ氏は前半を生き延びていた事から特定できましたが、残り3名が全然分からん。

最終的にヒントを小出しにしてくれてる攻略サイトを覗き、靴で特定できる事を知りました。
正直、ハンモックには注目していたものの、まさかそこから出ている靴で特定できるだなんて……まー、船乗りなら同じ靴履いてるだろうと思い込んだのが、ダメだったという事ですな。
確かに、それ以外で確定しろと言われたら、マジで不可能。


⑥ある意味全ての鍵を握っていた船医のヘンリー・エバンズ氏

謎解きにおける鉄則、または第1条。(自称です)

『序盤に提示される情報は、絶対にメモしておけ。さもなくば、絶対に忘れるな』

このゲームの場合だと、手記の表紙を1ページめくった先にある、エバンズ氏の伝言です。
これを把握していないと、第9章の生存者の居所が全く分からないという罠。

わたくし名前はメモしていたんですが、肝心の小包の送り先をメモしてなかった!
止む無く動画で確認しました。
何しろこの情報、最初に1回きりしか出なくて見返すの不可能ですからね。
先を見ようとし過ぎて、存在を忘れたユーザーは多かったのでは?

ちなみに、当時は多少でも医学の知識があれば船医になれたらしいです(何が言いたい)。



2-2.特定できてスッキリした人物


続いては、解けてスッキリした人物。
トップは先に紹介したルイス・ウォーカー氏ですが、もうちょっと詳細を書きましょうか。

第10章の時点でオブラ・ディン号に残った下級乗組員は、ヘンリー・ブレナン氏とルイス・ウォーカー氏の二人のみ。
ブレナン氏が特定できていれば、ハンモックの番号がブレナン氏の56番でない時点で、もう一人が44番=ウォーカー氏である事が分かります。
最悪、ブレナン氏が特定できてなかろうと、どっちかにウォーカー氏の名前を入れておけば確定には至りやすいでしょう。
死因はとっくに判明してるんでね。


もう一人が、アレクサンダー・ブース氏です。
これも、鍵となるのはハンモック。
第7章-2でハンモックが並んでいるんですが、そのうち誰も寝てないハンモックがいくつかあるんですよね。
で、何人かを特定できていれば、そこから彼を確定する事が可能なんです。
これに気付いた時は、テンション上がったな……!

ネタバレレポですから、ブース氏の特定に至った詳細も書いちゃいましょう。
まず、誰も寝てないハンモックは全部で5つあり、36番、48番、49番、57番の4つと、番号が分からない1つが内訳です。
このうち、番号の分からない1つはその近くに一人座っているので無視。

残る4つのうち、36番はオミット・グール氏で、第7章-2では甲板に出ているから寝ていない事が分かります。
48番、49番、57番のうち、49番はその前に殺されてしまったラーズ・リンデ氏で、48番は加害者であるネイサン・ピーターズ氏。
つまり、残る57番=アレクサンダー・ブース氏が、ネイサン氏と一緒に救命ボートに乗り、かつリンデ氏を擁護していた人物であると断定できる訳ですね。



2-3.クリアに要求されるスキル


謎解きゲームにおいて、解く為に要求されるスキルは内容によって分かれるんですが、このゲームの場合は間違いなく観察力と論理的思考。
また、会話からの推察も地味に重要なのですよね。これがきちんと出来てないと、取り違えが起きて迷走の元になる。


例えば、ラストの船長の独白を例にしましょうか。

『アビゲイル……』
→船長がアビゲイルさんに呼び掛けている。

これ、文字に起こせば『いやそんなの当たり前でしょ』って思うんですが、意外にボイスだと誰が呼び掛けてるかって分からないところあるんですよ。
そうならないように、手記で会話を見返せるのはマジで大事。
少なくとも、そのシーンで死んだ人間が喋っているセリフは分かりますのでね、このコツは早いうちに掴んでおきたいところ。


『お前の兄を……我が友を……私は、撃った。殺してしまった』
→アビゲイルさんのお兄さんを、船長が撃った。
→これまでに銃で撃たれて死んだのは、最初の人のみ。
→つまり、最初の死体の身元は、アビゲイルさんのお兄さん。
→名簿でアビゲイルさんの名前を確認すると、乗客の『アビゲイル・ホスカット・ウィッテレル』。
→『ウィッテレル』は船長の苗字なので、アビゲイルさんは船長の奥さん。
→つまり、『ホスカット』が結婚前の苗字。
→名簿で『ホスカット』が苗字の人物を確認すると、該当者は一等航海士の『ウィリアム・ホスカット』のみ。
→スケッチを見ると、最初の死体の顔が鮮明になっている。
→つまり、ウィリアム・ホスカット氏が最初の死体の身元で確定。


『お前の元へ行こう……』
→この後自殺した事から、アビゲイルさんはもう死んでいる。
→となると、近くにあった女性の遺体がアビゲイルさん?
→女性のスケッチの顔は、既に鮮明になっている。


で、この後女性の遺体の残留思念を見る事で死因が特定され、その時のセリフで彼女がアビゲイルさんである事が確定する訳です。
この流れがきちんと理解出来なければ、この後の謎解きはかなり苦戦する事間違いなしでしょう。
少なくとも、名前を呼んだ人間にその名前を選択するという、地味に恥ずかしい悪手は避けたい(ex.『オヘーガン!』と呼んだ人物の名前に『オヘーガン』を選択する)。


あとは、観察力!
『隅々までよく見て、違和感やそこにあるものの意味に気付く』、これに尽きるでしょう。

大体、どうでもよく見えるものほど重要だったりするんですよ、上述したハンモックしかり。
この辺りはインド人の船員ばかりだとか、ロシア人の船員ばかりだとか。
この人は同じ人とよく一緒にいるな、とか。
誰かをこう呼んでいるという事は、この人はこういう立場の人なんだろう、とか。
そういうものの積み重ねが、最終的な特定の決定打になる訳ですね。

わたくしは、観察力に関しては少々難ありでして。
思い込んだら一直線タイプなので、こうだと思ってしまったら一気に視界が狭まってしまいます。
なので、違った場合の軌道修正が弱いし、何も気負ってなければ見える筈のものを見落としがち。
あれ?と少しでも思ったら、一歩引く事を心がけてます。
これはこのゲームに限らず、謎解き全般でそんな感じですね。



今回はここまで!
次回からは手記を順に辿りながら、オブラ・ディン号の足取りを追っていきたいと思います。
これも絶対に長くなるんでね……いつ終わるんだろうか(え)。

なお、見やすさと後日リンクを踏んで読み進められるように、目次は次回以降も記事の先頭に置いていきます。
興味を持っていただけたなら、是非覗いていってくださいまし。

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